- R
- Reputation 評判
- R
- Reassurance 安心
海外FXブローカーのErrante(エランテ)は、社名に並ぶ2つの「R」に「Reputation(評判)」と「Reassurance(安心)」の意味を持たせていることで知られています。2023年には「Most Transparent Broker Global」を受賞しており、取引の透明性を武器とする実力派として業界内で評価を得ています。
今回、編集部ではErranteの担当者に直接取材する機会をいただきました。ブランド名に込めた哲学、取引インフラや口座設計の特長、顧客資金の守り方、日本市場へのスタンス、これから先の計画まで、幅広くお話を聞いています。海外FX業者を比較検討中の方は、Erranteを知るための材料としてご活用ください。
本記事は、トクバク編集部がErranteの担当者に行った取材の内容を掲載しています。
目次
トクバク編集部
本日は取材をお受けいただき、ありがとうございます。トクバク編集部です。どうぞよろしくお願いいたします。
Erranteの担当者
はじめまして、Erranteの担当者です。こちらこそ、本日はよろしくお願いいたします。
Erranteの会社概要・取引条件
| ブランド名 | Errante(エランテ) |
|---|---|
| ブランドの理念 | 社名の2つの「R」に重ねた Reputation(評判)と Reassurance(安心) |
| 受賞歴 | 2023年「Most Transparent Broker Global」 |
| 執行方式 | NDD STP方式(No Dealing Desk / Straight Through Processing) |
| 流動性プロバイダー | 主要銀行を含む10社以上と直結 |
| 口座タイプ | スタンダード/プレミアム/VIP/カスタム(4種類) |
| 取引プラットフォーム | MT4/MT5/cTrader/TradingView |
| レバレッジ | ダイナミックレバレッジ(ポジション量に応じて自動で変動) |
| 運用型サービス | MAM/PAMM、コピートレード(Errante Copytrade) |
| 教育 | Errante Academy、無料ウェビナー、毎週のメール配信 |
| 規制(Erranteグループ) | セーシェル金融サービス庁(FSA:SD038)、キプロス証券取引委員会(CySEC:383/20)。取材で言及されたグループの規制で、適用される規制は契約先の事業体によって異なります |
※ 本表は本記事の取材内容に基づく概要です。取引条件やサービスの対象範囲は、契約先の事業体・口座タイプ・Erranteの公式規約によって異なります。お申し込み前に公式の最新情報をご確認ください。
01社名の由来|「Errante」に託した2つの価値
トクバク編集部
まずは社名についてお伺いします。「Errante」という名前はどこから来ているのでしょうか?設立時に描いていたビジョンもあわせて教えてください。
Erranteの担当者
「Errante」の語源はラテン語ですが、この単語そのものに特別な意味を持たせているわけではありません。創業者がこだわったのは、名前の中にある2つの「R」のほうです。この2文字に、Reputation(評判)とReassurance(安心)という価値を重ね合わせました。
金融サービスを営む会社にとって、評判と安心はどちらも欠くことのできない要素です。トレーダーが腰を据えて取引を続けるには、条件面が優れているだけでは足りません。長い年月にわたって信頼を置けるブランドであることが求められる、というのが私たちの考えです。
この考え方は、社名に込めただけで終わるものではありません。透明性を追求した取引環境、顧客資金の保護体制、教育コンテンツの提供など、すべてのサービス設計を貫く軸になっています。
02「最も透明性の高いブローカー」に選ばれた理由と取引インフラ
トクバク編集部
2023年には「Most Transparent Broker Global」を受賞されています。どういった取り組みが評価に結びついたとお考えですか?
Erranteの担当者
Erranteにとって透明性は中心に据えている価値であり、取引インフラの設計段階から組み込んでいます。
具体的には、まずNDD STP方式(No Dealing Desk / Straight Through Processing)を導入しており、ディーリングデスクが価格に手を加えることはありません。次に、主要銀行を含めた10社以上の流動性プロバイダー(LP)と直結しているため、ひとつの価格源に頼ることなく、競争力のあるレートを提示できます。
約定面では、Equinixのデータセンターを使うことで平均50ms以下という速度を実現しました。流動性が高まる時間帯には、主要通貨ペアで0.1〜0.5pipsという非常に狭いスプレッドをご提供することも可能です。
「NDD STPによる公正な約定」「複数LPによる価格の透明性」「高速インフラによる質の高い執行」。この3つの層を重ねて透明性を確保していることが、受賞という形で認めていただけたのだと受け止めています。
03顧客資金を守る4層の保護体制
トクバク編集部
セーシェル金融サービス庁(FSA)とキプロス証券取引委員会(CySEC)の2ライセンスを保有し、さらに最大100万ユーロの保険にも加入されていると伺いました。顧客資金をどのように守っているのか、詳しく教えてください。
Erranteの担当者
顧客資金の保護は、いくつもの層を組み合わせた多層構造で成り立っています。
土台となるのは規制面です。Erranteはセーシェル金融サービス庁(FSA:SD038)とキプロス証券取引委員会(CySEC:383/20)の規制を受けて運営しており、国際的なコンプライアンス基準に則った透明なオペレーションを徹底しています。
そのうえで、お客様からお預かりした資金はすべて分別管理とし、会社の運営資金とは完全に分けています。仮に万が一のことがあっても、顧客資産に直接影響が及ばない構造です。
さらに外部からの補完として、A+格付けの保険会社による最大100万ユーロの民事賠償責任保険にも入っています。詐欺や過失、オペレーショナルリスクといった思いがけない事態が起きた際にも、一定の水準までは保護できる体制です。
「規制ライセンスによる監督」「分別管理による構造的な保全」「A+格付け保険による外部補完」「内部統制による運用管理」。この4層で、顧客資金の安全をさまざまな角度から守っています。
044種類の口座と「カスタム口座」の狙い
トクバク編集部
口座タイプは「スタンダード」「プレミアム」「VIP」「カスタム」の4種類です。他社ではほとんど見かけない「カスタム口座」は、どのような考えから生まれたのでしょうか?
Erranteの担当者
カスタム口座は、あらかじめ決まった口座タイプでは対応しきれない幅広いニーズを受け止めるために用意した、柔軟性の高い口座です。
想定しているのは、大きなロットで継続的に取引する方、EA(自動売買)で運用する方、IBや資金運用の仕事に携わるプロの方など、自分の運用スタイルにきっちり合った環境を必要とする方々です。スプレッドの構造や手数料体系、約定スピード、流動性の質などを、お客様ごとに個別に組み立てていきます。
既存のメニューから「選ぶ」のではなく、トレーダーの戦略を起点に取引環境を「設計する」。この発想が、カスタム口座の核になっています。
05MT4・MT5・cTrader・TradingViewの4ツールに対応する理由
トクバク編集部
MT4・MT5だけでなく、cTraderやTradingViewからの直接取引にも対応しています。4つのプラットフォームを揃える業者は業界でも限られますが、なぜここまで選択肢を広げているのですか?
Erranteの担当者
今のトレード環境は非常に多様で、何を優先するかはトレーダーによってまったく違います。
MT4はEAを使う方々に根強く支持されていますし、MT5は多機能さと処理の速さが魅力です。cTraderはECN志向の透明性、TradingViewは高度な分析機能とわかりやすい操作感に強みがあります。ひとつのツールですべての要望に応えるのは難しい、というのが実情です。
Erranteは「トレーダーに合わせる」ことを前提にしており、自分の戦略に一番合うツールを選べること自体が価値になると考えています。なかでもTradingViewとの連携では、世界中のトレーダーが使っている分析環境の中から、そのまま発注までを完結できます。アイデアを見つけてから注文を出すまでを途切れなくつなげることで、判断のスピードと一貫性を高められるのです。
06ポジション量に応じて変わる「ダイナミックレバレッジ」
トクバク編集部
Erranteではダイナミックレバレッジを採用しています。固定レバレッジを選ばなかった理由を教えてください。
Erranteの担当者
固定レバレッジは仕組みが単純でわかりやすい反面、ポジションが大きくなればなるほど、実際に抱えるリスクも比例して膨らんでいきます。
これに対してダイナミックレバレッジは、ポジションの大きさに合わせてレバレッジが自動で変わる仕組みです。小さなロットでは高いレバレッジが適用されるので資金効率を保てますし、ロットが大きくなるとレバレッジが段階的に下がるため、リスクが一か所に集中しすぎるのを防げます。
その結果、「過剰なリスクテイクを抑える」「急激なドローダウンを避ける」「相場の変動に対して安定してポジションを管理する」という3つを同時にかなえられます。特に大口取引や戦略的なポジション運用の場面では、自由度を確保しながらリスクを仕組みの面からコントロールできます。そのバランスを取るために選んだのが、ダイナミックレバレッジです。
07MAM/PAMM・コピートレードはどう活用すべきか
トクバク編集部
裁量取引に加えて、MAM/PAMMやコピートレード(Errante Copytrade)といった運用型サービスも用意されています。どのようなトレーダーに使ってほしいとお考えですか?
Erranteの担当者
運用型サービスは、トレードスタイルが多様になっていることを踏まえて提供しています。
初心者の方には、プロの運用に触れながら相場の理解を深める「学習と実践をつなぐ橋」として。忙しくて時間が取れない方には、効率よく運用するための手段として。中~上級者の方には、ご自身の裁量取引と組み合わせた戦略分散の手段として。それぞれの立場で活用していただけます。
仕組みの違いについても触れておきます。PAMMは、投資家の資金をひとつにまとめ、運用者が出した取引結果を出資の比率に応じて自動で分配する、シンプルで透明性の高い方式です。一方のMAMでは、ロット比率やリスク配分を投資家ごとに個別に設定でき、機関投資家のような運用にも対応できる柔軟な資金管理が可能です。
大切にしていただきたいのは、ただ「任せる」のではなく、相場への理解や戦略づくりの一環として「理解しながら使う」ことです。Erranteでも、パフォーマンスを透明性の高い形で表示し、リスク指標を目に見える形にすることに力を入れています。
08Errante Academyが重視する3つのスキル
トクバク編集部
教育専用のプラットフォーム「Errante Academy」や無料ウェビナーなど、トレーダー教育にも注力されています。トレーダーにはどのような知識やスキルを身につけてほしいですか?
Erranteの担当者
私たちがお伝えしたいのは、目先の小技ではなく、長く市場に残り続けるための本質的なスキルです。特に大切にしているのが「リスク管理」「市場理解」「一貫性」の3つです。
リスク管理は、資金を守るためのあらゆる判断の土台になります。市場理解では、金利、インフレ、金融政策、資金フローといったマクロ要因について学んでいただきます。そして、感情に振り回されずルールどおりに判断を続ける一貫性が、再現性のある成果を生み出します。
Errante Academyでは、これらを体系的に学べる教育コンテンツや動画、無料ウェビナーを用意しています。毎週配信しているメールでも、市場分析や学習のヒントをお届けしています。単に取引の場を用意するだけでなく、「学び続けられる環境そのもの」を提供すること。それがトレーダーの長期的な成長につながると、私たちは信じています。
09日本市場を重視する3つの理由
トクバク編集部
世界各地でサービスを提供されていますが、その中で日本市場はどのような位置づけなのでしょうか?
Erranteの担当者
日本は、グローバルで見ても特に重要な市場の一つです。理由は3つあります。1つ目は個人投資家の参加率が高いこと、2つ目はトレーダーの知識レベルが高いこと、3つ目は長期にわたって取引を続ける傾向が強いことです。
日本のトレーダーの方々は、目先の利益よりも、戦略やリスク管理、再現性といった本質的な部分に価値を置く方が多いと感じています。ですから私たちは、日本を単に「翻訳して対応するエリア」とは捉えていません。お一人おひとりとしっかり向き合うべき、大切な市場だと考えています。
実際の取り組みとしては、日本語サポート体制の強化、日本のトレーダーに合わせた教育コンテンツの整備、市場の特性に沿ったキャンペーンの設計、プラットフォーム全体のローカライズ改善などを進めています。ストレスなく快適に取引できる体験を目指して、改善を重ねています。
10今後1〜2年の注力分野と日本のトレーダーへのメッセージ
トクバク編集部
現在、20万人を超えるトレーダーが利用されています。今後1〜2年で強化・拡充していきたい分野を教えてください。最後に、日本のトレーダーへのメッセージもお願いします。
Erranteの担当者
今後1〜2年は、取引環境を提供するだけにとどまらず、トレーダーの成長や運用体験を支える総合的なエコシステムづくりに一段と力を入れていきます。
具体的な計画としては、教育コンテンツのさらなるレベルアップ、コピートレード機能の改善、新しい運用型サービスの開発、ロイヤリティプログラムの導入、マーケットインサイトの拡充などがあります。あわせて、トレーダー同士が学び合い、情報を交換できるコミュニティ基盤「エランテ・ハブ」の展開も進めていく予定です。
日本のトレーダーの皆さまは、世界的に見ても規律性と分析力が際立っており、その慎重さと戦略的な姿勢は大きな強みだと感じています。その強みを存分に発揮していただける取引環境を届けることが、私たちの使命です。
Erranteは、単なる取引プラットフォームにとどまらず、変わり続ける市場の中でトレーダーとともに成長していく存在でありたいと考えています。「エランテ・ハブ」を通じて知識や戦略、経験を分かち合いながら、より長期的な成長を後押しできるエコシステムをつくっていきます。皆さまのトレードの歩みにとって、確かな土台となれれば嬉しく思います。
取材を終えて
今回の取材では、Erranteの特徴や強みから、これから先の構想まで、全体像をつかむことができました。お話の中で特に印象に残ったポイントは次のとおりです。
- NDD STP方式と10社以上のLPとの接続による、透明性の高い価格提示
- Equinixの高速インフラが支える、平均50ms以下の約定
- MT4・MT5・cTrader・TradingViewの4プラットフォームに対応
- ポジション量に合わせてレバレッジが自動調整されるダイナミックレバレッジ
- FSA・CySECの2ライセンスと最大100万ユーロの保険を組み合わせた多層的な資金保護
- Errante Academyを中心とした教育環境と、コピートレード改善やロイヤリティプログラム導入などの今後の拡充計画
「Reputation(評判)」と「Reassurance(安心)」という2つの価値を軸に、トレーダーと一緒に成長していこうとする姿勢が強く伝わってくる取材でした。
海外FX業者選びで迷っている方は、Erranteの透明性の高い取引環境とこれからの成長性にも、ぜひ目を向けてみてください。

